Tさん
出身大学:地方旧帝大
前職:製造業
内定先:Tier1外資戦コン、日系戦コン
やりがいを求めて
戦略コンサルに
本日はよろしくお願いいたします。まず、どういった経緯で戦略コンサルへの転職を望まれたんですか?
もともとメーカーで企画系の仕事をしていたのですが、そこでは小さな仕事を任せられており、また他の部署との連携のしづらさを感じていました。
メーカーだと、自分が所属する部署以上の業務範囲の仕事をしたい場合、部長・事業部長まで上がらないといけないので、時間がかかります。
そのため、よりジェネラリストとして、上のレイヤーの仕事をしたいと考え、戦略コンサルへの転職を考えました。
確かに、その点で戦略コンサルは早い時期から上流部分に携われますね。
ちなみに、なぜ「よりジェネラリストとして、上のレイヤーの仕事をしたい」と考えたのでしょうか?
抽象的ですが、自分の仕事によるインパクトが大きな数字として出たり、ニュースで流れたりすることにやりがいを感じたからです。
世の中に実績を残し、爪痕を残すことができた、という達成感を持ちたいと考えています。
時間とお金を惜しみなくつぎ込みオファー獲得へ
そうなのですね。
次に、転職活動を開始してからオファーを獲得するまでの簡単な流れを教えていただけますでしょうか?
ぼんやりと転職活動を始めようと考えてから、6カ月間ほどでオファーを頂きました。
私は、新卒のタイミングでは全くコンサル業界を見ていなかったので、転職活動にあたってきちんとケース面接の対策しなければと思い、最初に有名な対策本を読みました。
その後、実際に面接形式で練習するために、Prismをはじめ複数のサービスを利用しました。頻度として、週に1回は内定レベルの方に見てもらうようにしていました。
面接は、志望度の低いところから練習がてら順番に受け、最終的に志望度の高いところを受けオファーを頂きました。
たくさんの時間とお金を掛けていらしたのですね。
掛けたコストはその分返ってくると思っていたので、惜しみなくつぎ込みました。
質の高いメンターと思考力を鍛えるメンタリングで、目標が明確に
確かにそうですね。
ちなみに、複数のサービスを利用されていたとのことですが、他のサービスと比べてPrismはどのような特徴がありましたか?
大きく2つあります。「メンターの質の高さ」と「思考力そのものを鍛えるメンタリング」です。
まず、Prismのメンターと、Twitterで個人でケース面接対策をされている方々で違いがありました。
Prismのメンターはとても頭が冴える方で、答えの無いことについても論理立てて考え方を話されていました。コンサルタントとして重要な力を持っている方と話すことで、自分の目指す目標として参考になりました。
また、ケース面接はとても対策している人から型を学ぶのも一つの勉強法だと思いますが、頭の使い方が優れている人から思考方法そのものを学ぶのも重要だと思います。Prismは後者の力を鍛えることができ、その点で特徴的だと感じました。
ありがとうございます。
具体的に後者の「頭の使い方を鍛える」というのはどのように他のサービスと比べてPrismで実現できたと感じていますか?
他のサービスでは、色々なケースの問題を解いて、そのFBをもらっての繰り返しで、実力が積み上がっている感じがしていませんでした。
Prismでは、ケースのテクニック論を教わる前に、そもそもの論理的思考・論点思考・仮説思考とそれらの統合的な使い方であるイシュー特定といったコンサル的な頭の使い方を丁寧にテキスト、演習問題およびメンタリングを通して学び、身につけることができました。
また、ディベートでもそれら能力を使いこなせるようになるための実践経験を豊富につめたことも良かったです。
最初はケースとディベートの関連性はあまりわかっていませんでしたが、ディベートの経験を重ねるうちに思考力が上がっていることを実感し、ケースにおける思考のベースとなる力がディベートを通して得られたと後からその有用性が理解できました。
オファー獲得のためには、対策をしっかりやり切ることが重要
嬉しいお言葉ありがとうございます。
最後に、これから戦略コンサルへの転職を目指される方々に向けて、何かアドバイスがあれば頂けますでしょうか?
「しっかり対策しよう」です。
私の知り合いに優秀な方がいるのですが、自分に自信を過剰に持ち、あまりケース面接の対策をせずに戦略コンサルを受け、落ちて総合コンサルに行きました。
社会人は新卒と違いお金も時間もあるので、両方とも惜しまずにしっかり対策して挑んでもらえたらと思います。