キャリアエージェントの紹介①【野条 大樹】

はじめまして! トップ戦略ファーム出身者のみで構成されたハイクラス向け人材紹介事業「Prism」の事業責任者 野条大樹です。本記事では、私の今までの経歴人材紹介事業にかける想いを書かせていただきます!

私の今までの経歴

【略歴】
京都大学から新卒でBain&Companyに入社。金融、電子機器、ヘルスケア領域の企業への、収益性改善、組織改革、買収提案などのプロジェクトを経験し、同社を卒業後、人材領域で創業。学生時代はITコンサルでの長期インターンも経験。

他のnote記事で何度も書いている通り、簡潔に書けば上記の通りです。

ここでは、これに肉付けをして自分語りをさせていただきます。

まず、そもそもなぜ新卒で米系戦略ファームのBain&Companyに入社したのか?という話ですが、ショートアンサーとしては、「新卒で起業するのは怖いけど、なるべく早く起業したいから」になります。

起業のための武器として、第一に、雇われずに個人の生活及び事業運転の資金を稼ぐ能力(=フリーランスコンサル)、第二に、大企業の組織力学、決済を間接的にでも少しは分かっている状態、が欲しくて戦略コンサルティングファームを志望しました。

では、なぜ起業したいと思ったのか?と言うと、「就活を始めた頃にマルクス経済やピケティを読んで資本主義の本質を理解した”気分になった”から」です。

つまり、大学3年生の夏ごろまでは、自分が起業するなどとは一ミリも考えておらず、左京区で石を投げれば当たるようなただの京大生でした。

そういった背景から、まず戦略ファームを目指し、知人の紹介で出会った元A.T.カーニーの郷中さん(弊社代表)にケース面接やジョブの考え方を教わり、内定し、内定者の頃に郷中さんから「ケース面接の対策塾で共同創業しない?」と誘っていただき、承諾し、Bainに入社し、卒業し、現在、Prismの人材紹介事業の代表として再参画したという流れになります。

Bain在籍時は、金融領域における収益性改善プロジェクトに参画していた期間が最も長く、本プロジェクトのパートナーであった池野さんには、仕事面でも人生面でも大変お世話になりました。

その他、様々な方々に多大なご指導ご鞭撻、交流をいただきました。この場で名前を挙げることは控えますが、非常に感謝しております。ありがとうございました。

マクロ:メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用へ


ここからは、「人材紹介事業にかける想い」について述べます。

まず、社会的意義についてです。表題の通りですが、私はメンバーシップ型雇用からジョブ型雇用へ移行すべきであると考えており、解雇規制を緩和し、セーフティネットはベーシックインカム等の代替手段で実現すべきだと考えております。

日本国内でそれが既にかなり実現している業界として、外資ITがあります。

もちろん個社ごとに事情は異なりますが、いくつかの外資IT企業では、下位10%のパフォーマンスであれば問答無用でレイオフ、しかし、外資IT業界全体の中で、前職・前々職の専門性・経験に対するニーズが何かしら常にあるので、転職先はいくらでもある、という状況になっていると、ある外資IT企業に勤める知人から伺いました。

これこそ私が思い描く理想的な社会の1側面です。

昨今、まず転職が価値観として当たり前になり、求職者のリテラシーも向上し、大変良い流れが来ていると感じております。

その中で、雇用の流動性が高く、適材適所がより実現された社会に向かう中、人材領域の事業家として、その大いなる流れを加速させる一役割を担いたいという想いがあります。

ミクロ:AIが知的業務を代替した世界における自己実現


また、マクロ社会的な話とは異なる個々人の人生を主軸に捉えるミクロの視点においてもやりがいを感じています。

2023年の春ごろからずっと盛り上がっているトピックですが、AIがホワイトカラー業務を代替し、人間の時間が余る社会は5年後10年後、いや3年後かもしれないと思っています。

そのような中、自分は何がしたいのか?どうなりたいのか?、過去の行動や感情から自己理解を深めること、中長期の将来の姿から逆算してキャリア選択をしていくこと、の重要性が増してきているのではないかと思います。

また、転職が当たり前になったとは言え、初めて転職をする時はものすごく勇気がいるものであり、何かしらのドラマがあるものであると理解しています。

かつ、ユングのアーキタイプ論など、心理学に昔から興味があるので、クライアント様の意識・無意識下にある想いを受け取り、Will・Can・Doを繋いでいく「キャリアカウンセリング」というプロセスそのものに、大変強い興味・関心を抱いています・

以上を踏まえ、目の前にいる1人の人間の幸福、自己実現に向けた伴走者として、人生を変える瞬間に立ち会えるこの「人材紹介」というビジネスに強いやりがいを感じています。

また、母親が昔からキャリアカウンセリングの仕事をしていたため、キャリアカウンセリングは自分にとって身近な存在でした。

野条 美貴 | デザイン学部 | 東京工科大学

まとめ


以上、私の自己紹介、人材紹介事業に感じるやりがいについて綴らせていただきました。

もし、私とキャリア面談をしたい、キャリア面談は別にしたくないけどコンサル転職の有益情報は欲しい、などと思っていただけましたら、お気軽に弊社HP(Prism)よりお問い合わせください。

皆様とお話しできることを心より楽しみにしております。