ケース面接対策の全体像

本記事では、戦略コンサル出身の著者が、コンサル転職のセンターピンであるケース面接対策について、全体像を解説します。

【著者の略歴】
京都大学から新卒でBain&Companyに入社。金融、電子機器、ヘルスケア領域の企業への、収益性改善、組織改革、買収提案などのプロジェクトを経験し、同社を卒業後、人材領域で創業。学生時代はITコンサルでの長期インターンも経験。

(周りは)どうやって、どのくらい対策しているか

中途の方で戦略ファームを受けられる方の平均的な対策としてしていることは以下の通りです。

・東大生ケース本やイシューから始めよを読む
みんな知ってる東大フェルミケースを皆さん読んで、解いています。また、イシューから始めよと言って有名な思考系の書籍も読んでいる方が多いです。

・転職エージェントなどで過去問集を入手

エージェントでは過去問を収集しており、受験する方に配布しているケースも多いです。その過去問を参考に練習されています。

・エージェントやココナラやXで元戦コンの個人メンタリングを10回程度受講
エージェントが元コンサルであればエージェントと、またそれ以外にもXやココナラで面接対策してくれる人のメンタリングを10回ほど受ける

これが平均的な対策でしていることです。

ケース対策における罠、倒錯

では、以上の対策で十分突破できるのか?

答えは、「一部の最初から非常にセンスの優れた人のみが突破できる」です。

当然のように、人と同じような対策をして受かる人は最初から人より優れている人・センスがずば抜けている人です。

戦略ファームだと倍率は約100倍以上となることも多いことから、並の準備ではうまくいかない場合の方が多い、ということが事実です。

それではなぜ上記準備ではうまくいかないのか?
以下が主要な問題点です。

・考える力を測るテストなのに暗記してきたものを披露して不合格
ケース面接は思考力を図るテストであり、またその思考が人と差別化されたものである必要があります(倍率が非常に高いため)

それなのに、東大本等で暗記した解法をそのまま用いるだけでは当然他社と差別化にならず、また思考力も見ることがわかりません。

多くの人を見ている面接官は、東大本そのままの解法が開始10秒の時点でわかります。その時点で「またか…」と思っているケースが多いと思われます


・1stアウトプットだけでなく議論におけるアドリブを見ていることに気づけていない

ファーストアウトプットはもちろん重要です。しかし同等以上に、そこからのディスカッションの質が選考対象となっています。

そのため、アドリブで瞬間的に発揮される思考力の向上にもフォーカスしないとダメです。

しかし、本での対策では回答暗記思考になり、ディスカッション力が身につきづらいです。

また、ディスカッションには明確なやり方の解説がある本がなく、教えてくれる人も少ないことから、なかなかテクニックとして身に着けるのはファーストアウトプットよりも難易度が高いです。

詳しくは下記無料noteをご参照ください。

Prismアカデミーの指導実績

一方で、2年前に立ち上げたPrismアカデミーでは結果として以下のような実績を実現できています。

・中途戦コン内定率67%
倍率数十倍以上の戦略コンサルに1社以上の内定を2/3の確率で実現しています。
・新卒マッキンゼーとBCGの内定者の2割程度がPrismを受講、ADLは約半数
新卒では約200倍の倍率の難関を多くの受講生が突破しています。
・中途戦コンの累積内定者数が過去2年で14名

Prismアカデミーが戦コン内定者を大量輩出できている理由

その差分は何なのでしょうか?
最初にあげた平均的な対策と比較してご説明します。

①テクニックより前に思考力を鍛えているから
Prismでは、それらの問題を解決し、思考力を根本から鍛え、そのうえでテクニックを鍛えるということに主眼を置いてカリキュラムを構築してきました。

そのため、このカリキュラムを通じて学ぶことで、解法暗記的なアウトプットにならず、かつディスカッションでもフレームに頼らず質の高い応答ができ、高い評価につながりやすいです。

さらに、フレームに頼りずらいディベートを取り入れています。ディベートでは言うまでもなく売上=客数×単価といった分解はできません。

お題ごとに必要な論点を抽出し、仮説を考え、それらを構造化して瞬時に話す必要があります。それにより、論理、論点、仮説思考力を総合的にレベルアップすることができます。


②座学テキストと解答例の質×量が圧倒的だから
さらに、東大本といった巷に流通している本では、誰もが同じもので対策しているがゆえに似通った回答となり、差別化できないという問題がありました。

ここに対して、Prismでは実際の戦略コンサル経験者が書いた座学テキストと、実際に内定するレベルの問題集・回答集を大量に作成しています。

そのため、カリキュラムに沿って愚直に対策し、大量の質・量をこなせば、自ずと突破するレベルの実力が身につくような設計がされています。


③努力する意志だけに頼らなくてよい環境を提供しているから
一人では努力を続けるのは難しいです。周りに仲間ができづらい中途入社ではなおのことです。

Prismでは講師や多くの仲間と一緒に同じ目標を目指せ、壁打ち等を通じてお互いに切磋琢磨しながらモチベーションを維持できます。

まとめ

思考力を根本から鍛え、本気で戦略コンサルを目指すなら、Prismをぜひ検討してみてください。

転職エージェントプランでは、完全無料でサポートさせていただきます。

ご興味ある方はぜひ無料初回面談にお申し込みくださいませ。